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2003年10月19日

ホテトルも差別化の時代

 

相変わらず風俗産業は盛んである。

次から次へと新しい風俗が生まれている。

人類の発生とともにセックスは産業になった。

娼婦が最古の職業と言われる所以である。

これからも人類が消滅するまで、

風俗産業はなくならないだろう。

一見経済の波とは関係ないような風俗産業にも、

確実にバブル崩壊後の長期デフレが影を落としている。

風俗産業の内実は、

外から見るほど楽ではないのだ。

内部では激しい競争が行われている。

旧態依然の経営ではたちまち客に飽きられる。

デフレの影響で料金もどんどん安くなった。

援助交際の相場も下がっているが、

風俗産業のソープやヘルスも例外ではない。

低料金で利益をあげるためには、

いかに多くの客を呼ぶかが勝負になる。

業者の智恵と工夫が問われるところだ。

ここにひとつの成功例がある。

熟女人妻専門ホテトル

40代、50代の人妻を集めたホテトルだ。

ついでに経営者も、

61歳と56歳の熟年夫婦。

鶯谷を拠点に常時20人の熟女が待機していたという。

鶯谷といえば、

都内でも有数のホテル街。

渋谷や新宿と違うところは、

年齢層が高い

立ちんぼ(街娼)が多いことでも知られるが、

これも大久保などと違って、

年齢層が高い

とげ抜き地蔵で有名な老人の街・巣鴨に次ぐ熟年の街。

まさに熟女人妻ホテトルにぴったりの地の利だ。

熟女人妻ホテトルの料金は、

100分で2万5千円。

風俗の低料金化が進んでいる現在では、

決して安いとはいえない。

援助交際の相場では、

年齢が高くなるほど料金が下がるといわれている。

女子高生で3万円、OLで2万円といわれる。

それなのに、

援交世代よりはるかに年上の熟女が

なんで立派な料金をとっても人気があるのか。

それは親身なサービスにあるという。

女子高生みたいに横に寝ただけのマグロということはない。

「仕事を忘れての濃厚サービス」

「一切手抜きなし!」

というのが業者のキャッチフレーズである。

若い人にも

「お母さんのようで安心できる」

「いくら甘えてもなんでもしてくれる」

と評判が良かったらしい。

赤ちゃんプレイの好きな客が多かったのかな?

ホテトルの差別化が成功して、店は大繁盛。

4年間で15億円も稼いだというから、

ちょっとしたベンチャー企業並みだ。

広告費だけで毎月700万円も使っていたという。

しかし、好事魔多し。

繁盛しすぎたのが逆に仇となった。

派手な宣伝で警察に目をつけられ、

あえなく御用となった。

なにごともほどほどが一番ということか。

 

 


2003年10月13日

止まらない子供の体力低下

 

文部科学省が毎年実施している

運動能力、体力調査の結果が出た。

予想通り今年もまた子供たちの体力が低下している。

この30年間、ほとんどの種目で記録が落ちている。

たとえば30年前の記録に比べ、

10歳男子のソフトボール投げで4メートル低下。

10歳男女の50メートル走で0.2秒遅くなった。

ほかにも

10〜19歳の女子50メートル走、

12〜19歳の男女持久走、

12〜19歳の男女ハンドボール投げ、

などで30年前より低下している。

ところが体格のほうは、

13歳男子で30年前より5.2センチも伸びている。

11歳女子でも30年前より3.9センチ伸びている。

近頃の子供は見た目はカッコいいのだ。

30年前の子供は背も低く足も短い子が多かった。

今のおじさん、おばさんを見ればよくわかるだろう。

胴長短足こそ日本民族の証だ

とみんな思っていた。

足がすらっと伸びてカッコいいのは、

白人か黒人じゃなきゃ無理だ。

というのが昔の常識だった。

しかし今は日本人でもスタイルのいい人が増えた。

顔も小さくなり、足も長くなった。

街を歩く若い女の子を見れば

ハッとするほどスタイルのいい子はいくらでもいる。

相変わらず昔ながらの伝統を守っている、

ずんぐりむっくり胴長短足の律儀な若者もいるが、

もう白人コンプレックスは必要ないという時代に入っている。

スタイルだけは。

見た目はいいが、中身は衰えている。

子供の体力が低下し、それが毎年続いているのだから、

いずれ大人も体力が低下する。

というよりすでに、

今の20代の体力は、

昔の20代よりかなり落ちている。

落ちたのは体力だけじゃない。

免疫力やアレルギーに対する抵抗力も落ちている。

視力も落ちている。

原因は明らかだ。

便利で豊かな生活が人間を弱くしているのだ。

人は便利で豊かな生活を目指してせっせと働き、

どんどん体を弱くしているのだ。

人としての生存能力を弱めている。

本来持っていた危険察知力や抵抗力を失っている。

これは人類の将来にとってゆゆしきことじゃないか。

人間は種の保存もままならなくなるのか。

世界にはまだまだ貧しくて、

普通の生活もままならない人々が数多くいる。

そういう人たちは死亡率も高いが繁殖率も高い。

やがて弱くなった日本人は滅んで、

いま貧しい人々が取って代わるのか。

それよりも、

人類そのものが滅んで、

ゴキブリが次代の地球の主人公になる

という説もある。

だが、悲観するのはまだ早い。

そこまで行く前にやれることがある。

自分で体を鍛えることだ。

今回の調査でも、

定期的に運動をしたり、

スポーツクラブに所属している人の体力は、

年齢に関わらず、

なにもしていない人を上回っている。

意識的に体を動かすこと。

よく歩くこと。

エレベーターやエスカレーターに頼らないこと。

なんでもいいからスポーツを楽しむこと。

うまいものばかり食わないこと。

酒ばかり飲まないこと。

さあ、きょうから心を入れ替えて、

健康でサバイバルな生活をしよう。

人類の未来のために。

 

 


2003年10月7日

汐留シオサイト

 

10月1日から品川の新幹線駅が開業した。

東京駅の駅前にある丸ビルのリニューアルに始まり、

汐留シオサイト、六本木ヒルズと続いた

東京の市街地再開発の第4弾だ。

で、新しい品川のレポートをする

と思ったら大間違い。

品川にはまだ行ってない。

その代わりにシオサイトをちょいと紹介しよう。

たいていの人はJRの新橋駅からシオサイトに向かうだろう。

新橋駅から地下通路を通って行くと

シオサイトの吹き抜けの広場に出る。

そこから上に上がると

こんな通路がある。

空中の通路を進んでいくと

こんな感じの場所に出る。

後ろを振り返ると、

こんな光景が広がっている。

あれ?

なにか変なものが。

なんですか、これは?

なんか異様な雰囲気を感じます。

ちょっと怖いけど、

もうちょっと近づいて見ます。

うっ

こっ

これは

あの

日本文学史上に燦然と輝く

異端の文学

マゾヒズムの極致を描いた

「家畜人ヤプー」

どう見ても

その中に出てくる

人間便器

に見えるんだけど。

 

 


2003年9月27日

夢見る30代独身男性

 

夢見る30代独身男性が増えている。

何を夢見ているかといえば、結婚である。

30歳を過ぎても結婚していない男性は50%を超えている。

30代を通しても3人に1人は独身である。

女性も30代の独身者は年々増加している。

30歳を超えた時点で女性の3分の1は未婚である。

男女とも結婚しない人の割合が増えている。

一見男女とも同じように見えるが、

その中身は大きく違うようである。

女性の場合は、

結婚しない一番の理由は経済力がついたことだ。

経済的な面で男に頼る必要がなくなった。

女性の社会進出はほぼ行き渡り、

若年層では就労人口に男女の差はほとんどない。

平均賃金では依然として女性のほうが低いものの、

一人で暮らしていくには十分な収入を得られるようになった。

次に高学歴化があげられる。

大学進学率は男女とも変わらず、

むしろ女性のほうが高くなる傾向にある。

ストレートで大学に入っても、

卒業するときは22,3歳になっている。

これは一昔前の女性の結婚適齢期である。

浪人したり留年したりすればさらに年齢は高くなる。

知識と判断力を身につけた女性が、

昔みたいに学校を出てすぐに結婚するなんて、

考えるわけがない。

仕事をして自分の能力を発揮したいと思うのが自然である。

第3に、結婚自体にそれほどの魅力がなくなってきた。

自分たちの両親や、先輩たちの結婚生活を見て、

結婚が必ずしもいいものとは思えなくなっている。

昔の女性は結婚が人生のひとつの目標であった。

よい相手と結婚すれば自動的に幸福が得られると思っていた。

しかし今の女性はそんな甘い幻想は抱いていない。

教養と知識を身に付けた女性は、

男の甘い言葉には騙されなくなった。

第4にセックスに不自由しなくなったこと。

昔は男は遊郭で遊ぶことが認められていたけど、

独身の女性には世間の目が厳しかった。

しかし今は独身女性でもそれほどセックスに困ることはない。

亭主のマンネリでおざなりのセックスに耐えるよりも、

恋人と新鮮なセックスをするほうがいい。

と考える女性が増えた。

その点では男女平等が進んだ。

もちろん今でも

「白馬に乗った王子様」を待っている女性はいる。

しかし総じて女性の間では、

結婚幻想は以前より少なくなっている。

ところがそれと反比例するように、

男性の間で結婚幻想が増えている。

特に独身の30代男性の間で増えている。

30代の女性は結婚のメリット・デメリットを冷静に考え、

自分にプラスになれば結婚しても良い、

と考えているのに対し、

30代男性のほうははなはだ情緒的である。

そのうち理想の女性が現れるに違いないと思っている。

女性の「白馬の王子様待望論」の逆である。

シンデレラがかぼちゃの馬車に乗ってやってくる。

そう考えているようである。

結婚願望は強いくせに、

具体的な努力は何もしないのも特徴である。

「シンデレラ待望論」の男性は、

自分の能力や容姿はあまり考えない。

相手の女性にだけ高い理想を求める。

出会いのための努力をすることもないし、

女性を喜ばせるための工夫もしない。

ただひたすら棚からボタ餅が落ちてくるのを待っているだけである。

当然のことながら、

運良く女性と付き合えたとしても、

すぐに女性に飽きられる。

彼は女性が自分を喜ばせてくれるものと信じていて、

自分が女性を喜ばせなければならないなんて、

これっぽっちも思ってないから。

そういう男性は概してセックスも下手である。

というよりなにもしないでただ寝ているだけのマグロである。

援交の女子高生と同じである。

これでは嫌われても仕方がない。

風俗へ行けば女が何でもやってくれる。

そういうセックスに慣れてしまうと、

能動的に相手を喜ばせる努力をしなくなる。

こういう男性は、

女性とうまくいかないことを、

社会のせいにしたり両親のせいにしたりする。

決して自分に原因があるとは思わないのである。

彼らは決して現実を直視しようとはしない。

自分の容姿に気を使ったり、

ファッションを気にしたりしない。

そういうことを気にする人はまだ大丈夫だ。

家と会社を往復するだけで、

他人と付き合おうとせず、

休みの日はひたすらゲームにはまる。

しかもやるのはもっぱら美少女ゲーム。

ゲームの中で美少女を自分の思い通りに動かして喜んでいる。

しかし外に出ると女性の顔を真っ直ぐ見られない。

そういう男性は要注意だ。

待ってるだけでは理想の女なんて決してやってこない。

やって来るのは詐欺師だけだ。

 

 


2003年9月15日

喫煙席はつらいよ

 

喫煙席と禁煙席を分けるレストランや喫茶店が増えている。

つい最近も行きつけのファーストフードの店が、

喫煙席と禁煙席に分かれた。

それはいいのだが、

非喫煙者が喫煙席に行ったときが問題だ。

タバコを吸わなきゃ、

禁煙席に行けばいいじゃないか。

と思うだろうが、

世の中需要と供給のバランスが取れるとは限らない。

どうしても偏りが出る場合のほうが多い。

その店も3対1くらいで喫煙席のほうが多い。

だから禁煙席のほうが早く埋まるのだ。

新幹線でも喫煙車両と禁煙車両に分かれているが、

指定席でも自由席でも、

禁煙席から満席になる場合が多い。

禁煙席でなきゃいやなら新幹線に乗らなきゃいいじゃないか、

というわけにはいかない。

まして仕事ならなおさら我儘はいえない。

そうなると仕方なく喫煙席を取ることになる。

そこに悲劇が生じる。

喫煙車両に乗る人はほとんど愛煙家である。

最近は嫌煙権運動が広がって、

それでなくても愛煙家の肩身が狭くなっている。

病院や公共施設ばかりじゃない。

会社もダメ、レストランもダメ、駅の構内もダメ、

おまけに街で吸っても罰金取られる。

これじゃやってられないよ。

というわけで、

おおっぴらに喫煙が許された場所では、

ついつい気分が緩んでいつも以上にタバコを吸いたくなる。

その気持ちわからないではない。

喫煙車両でタバコを吸っても誰にも文句言わせないそ。

そんな気分になるせいか、

席につくなりまず一服となる人が多い。

列車が駅を離れる頃には、

愛煙家の吐き出す白い煙でもやがかかったようになる。

そこに紛れ込んだ非喫煙者は、

愛煙家に文句を言うわけにもいかず、

狼の群れの中に投げ込まれた子羊のごとく、

彼らのご機嫌を損なわないように、

ただひたすらじっと耐えていなければならない。

別に愛煙家が悪いと言うわけじゃない。

喫煙を許された場所でくらい、

遠慮なく自由にタバコを吸ってどこが悪い?

いいえ、どこも悪くありません。

しかし、非喫煙者にとっては重大問題なわけなのである。

喫煙と禁煙の席が分けてない場所では、

当然喫煙者と非喫煙者が混在しているわけであるが、

その割合は半々か、

喫煙者のほうが少ないのが普通だ。

年々喫煙率が下がってきているからね。

しかも非喫煙者がいる場所では、

喫煙者も多少の遠慮をするから、

ある程度喫煙を抑える傾向にある。

従って、部屋の空気の汚れ具合はかなり軽減される。

だが喫煙席では、

誰に遠慮することもなく堂々と吸えるわけだから、

普段以上にタバコを盛大に吸う傾向がある。

たちまち白煙で部屋が満たされる。

空気の汚れ具合は、

混在の場所の2倍3倍になってしまう。

これはつらいよ。

非喫煙者にとっては、

煙で充満した部屋に閉じ込められるというのは、

まさに生き地獄みたいなもの。

恐怖の煙責めである。

小倉優子みたいに、

「あん、もっと私を苛めて〜ん」

というM体質なら喜ぶかもしれないが、

M体質でない非喫煙者はちっとも嬉しくない。

そこで提案。

部屋を単に分けても、

喫煙者と非喫煙者の数が席の数にぴったり合っていなければ、

誰かが泣きを見ることになる。

喫煙者が禁煙席でじっと我慢するのもつらかろう。

部屋を分けるのは有効ではない。

ではどうするか。

一人一人個別に分ければいいのである。

グループで分けようとするから人数にムラが出る。

そうではなく、個別に対応すればいい。

すなわち、

喫煙者には

フルフェイスの喫煙ヘルメットをかぶせる

ヘルメットの中で好きなだけタバコを吸ってもらう。

当初はヘルメットからパイプを伸ばして、

排煙装置につなげる。

焼肉屋でも個別の排煙装置はポピュラーだから、

技術的に難しいことは何もない。

この場合は席が固定されるが、

いずれ技術の発達により、

ヘルメットに取り付けた強力な超小型煙無害化装置により、

どこでも自由に移動ができるようになる。

これなら喫煙者も非喫煙者も平和共存ができる。

お互いにイライラすることもなくなる。

どうですか。

ノーベル賞もののアイデアだと思いませんか。

 

 


2003年9月8日

笑うものは救われる

 

面白い実験が行われた。

大阪府立健康科学センターが、

阪神ファンの健康状態を調べるために、

阪神ファン17人と他チームのファン7人の腕に自動血圧計を巻き、

ひいきのチームの試合をテレビで観戦させた。

血圧の動きを調べたところ、

阪神ファンと他チームのファンは大きな違いが出た。

阪神ファンの3分の2が試合開始直後に血圧が20以上上がった。

しかし他チームのファンは一人も上がらなかった。

さらに試合中に興奮すると、

一気に94も血圧が上がった阪神ファンもいた。

試合に負けると悔しさでまた50も上がる。

正常な血圧はWHO(世界保健機構)の基準では、

最高血圧が100〜140である。

140〜160は境界値で高血圧の要注意ゾーンと言われる。

160以上は完全な高血圧で治療が必要である。

それなのに阪神ファンの中には、

最高血圧が200を超えた人もいたのである。

一時的とはいえ、危険なことに変わりはない。

いつ脳卒中で倒れても不思議ではない。

なぜ阪神ファンだけがこんなに血圧が上昇するのか。

もともと阪神ファンになる人は、

頭に血が上りやすい人種が多いのか。

それとも、

長年最下位争いを続けてきて、

優勝とは無縁の環境に慣れてきたのに、

18年ぶりに優勝が目の前にちらついてきて、

体質に異変を引き起こしたのだろうか。

阪神優勝の日に死人が続出しないことを祈る。

阪神ファンのように、

いいときは血圧が上がり、悪いときは怒りでストレスが溜まる。

そういう生活をしていては健康に悪い。

たとえ不況だろうと病気であろうと、

笑いを忘れていはいけない。

昔から風邪は万病の源と言われるが、

笑いは健康の源である。

笑う門には福来るというのは真実である。

笑いがストレスを吹き飛ばし、

人間関係を円滑にすることは誰でも知っている。

しかし笑いの効用はそれだけではない。

近年の医学的研究によっても、

笑いが血圧の低下や食欲増進をもたらすことがわかっている。

さらに、よく笑うことで体の免疫力を高める。

ガンにかかりにくくなったり、

ガンにかかっても悪化しにくいこともわかってきている。

ガン患者をいつも快活でよく笑うグループと、

いつもくよくよして深刻な顔をしているグループにわけて、

臨床的に経過を比べたところ、

よく笑うグループの生存率がずっと高かった

というデータも出ている。

難病でもう治らないと医者にさじを投げられた

アメリカのジャーナリストが、

世界中のあらゆるコメディーやお笑いのビデオを集めて、

ベッドの上で毎日見ながら笑っていたら、

半年後には現場復帰できるまで回復したという。

これほど笑いの効果は素晴らしい。

笑いは病気だけでなく企業まで治してしまう。

関西で笑いを普及するNPOがいくつもある。

中小企業に赴いて、

不況で沈んだ会社と社員に明るさを取り戻す活動だ。

小咄を教え、社長から率先してやらせる。

社員の間に笑いが起こり、希望が湧いてくる。

ある中小企業は業績不振であえいでいたが、

お笑いNPOの援助を受けて社内が活性化し、

驚異的な業績回復を見せたという。

笑いは個人も企業も治してしまう脅威の特効薬なのだ。

それにもっといいことは、

ほかの方法はなんでも金がかかるが、

笑いはタダ

 

 


2003年9月1日

日本の国はモー娘が守る

 

静岡県御殿場で

陸上自衛隊の「富士総合火力演習」が行われた。

毎年恒例の陸上自衛隊の軍事力を誇示するイベントだ。

ふだん備品一つもケチケチしている自衛隊で、

心置きなく弾薬をぶっ放せる貴重な日である。

1日で消費した弾薬3億5千万円なり。

それでもアメリカに比べればささやかなものだが。

この軍事演習に

今年は珍しいゲストが見物していた。

長島茂雄とつんくだ。

普通は関係者以外のゲストは呼ばないらしい。

ではなぜこの二人がいたのか。

長島茂雄はわからないでもない。

現在はアテネ五輪を目指す野球日本代表の監督

という肩書きだが、

元巨人の監督というよりも、

もはや国民的アイドルといったほうがいい。

なんにでも顔を出すし。

子供からおばあちゃんまで知らない人はいない。

直接のきっかけは、

陸上自衛隊幕僚長と旧知の間柄なのでということらしい。

しかし、つんくがなんでいたんだ。

どう見ても場違いだろう。

実は意外なところで結びついていたのだ。

石破防衛庁長官がモーニング娘の大ファンなのだ。

それで自衛官募集のポスターにも起用された。

それだけじゃ飽き足らず、

軍事演習の最中にモー娘のライブをやろうとした。

装甲車や戦車が走り回って、

実弾をバンバン飛ばしている中で、

モー娘に歌わせようというわけだ。

おいおい、

そんなことやったら演習どころじゃなくなるだろう。

モー娘に見とれて実弾があさってのほうに飛んでいくぞ。

役に立たない政治家の席にでも飛んでくれれば、

多少の役には立つかもしれないが。

そんなことより、

いっそのことイラクに派遣したらどうだ。

小泉忠犬ハチ公内閣がアメリカにシッポを振って作った

自衛隊イラク派遣法案。

無理矢理作ったはいいが、

イラクのテロ活動がますます激しくなって、

自衛隊を送るに送れなくなって右往左往。

現地調査に行くはずの官僚も、

あまりに危険なので「こりゃやばい」とイラク行きを中止した。

そもそも自衛隊を派遣する条件が、

非戦闘地域に限るなんて、

批判をかわすためのごまかしに過ぎない。

イラクに安全な地域などあるはずがない。

無理にイラクに派遣してテロに巻き込まれたら、

選挙の時にヤバイ。

それで派遣を延期しようと考えていたら、

アメリカのアーミテージ国務副長官に

ドント・ウォーク・アウェイ(逃げるな!)

と怒られた。

ここはひとつ、つんくに頼んで、

モー娘イラク公演をプロデュースさせよう。

モー娘が呼びかければ、

全国のモーオタが大挙して集まるだろう。

現役の自衛隊員の中にもファンはいっぱいいるはず。

クソもミソもいっしょくたにして、

まとめてイラクツアーを組めばいい。

ツアー客には全員89式小銃を支給する。

銃床にモー娘のプリクラが貼ってある特注品だ。

さらに

モー娘サイン入り実弾&手榴弾をプレゼント。

モー娘のロゴ入り迷彩服も無料提供。

これだけサービスしたら喜んでいくだろう。

つんくを先頭にモー娘イラクツアーご一行様を護衛艦で連れて行く。

自衛隊の派遣にもなって一石二鳥。

これでアメリカにも顔が立つ。

うまくすれば

モー娘の可愛らしさにイラクの国民やテロリストも心が和み、

国際平和に貢献できるかもしれない。

下手したら

・・・・・

全員生きて帰れないかもしれないが。

 

 

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