2002年6月30日

超高級売春クラブの極楽サービス

 

VIP専用をセールスポイントにした、

過去最大規模の売春組織が警視庁に摘発された。

摘発されたのは、

六本木の「オープンハート」と、

姉妹店の恵比寿の「セレクション」の2つ。

女性700人が在籍し、

会社役員を中心に政治家、芸能人など、

6000人が会員登録をしていた。

「オープンハート」のうたい文句は、

モデル級の美女が

高級シティホテルで最高のサービスを

というものだった。

VIP専用というだけあって、

入会金3万円を払って会員登録し、

コースは70分4万円から

130分8万円までの高級料金。

しかもホテルは赤坂の高級シティホテル。

店は3万5千円の部屋を常時契約していた。

それでも人気は絶大で、

この不況下で1日100万円の売上。

年間で4億円も稼いでいた。

なんで料金が高いのにそんなに人気があるのかといえば、

女の子の質が抜群にいいから。

うたい文句はウソではなかった。

一流企業のOLや女子大生のほかにも、

本物のモデルやタレントやレースクイーンが

多数在籍してたのだ。

一握りの売れっ子は別として、

モデルやタレントも長引く不況のせいで、

仕事が減って生活は楽ではない。

それで手っ取り早く金になるバイトを選んだわけだ。

普通の仕事と違って拘束されないから、

本業の仕事が入ってくればいつでも受けられる。

しかも月に2〜3回やれば、

家賃や食費くらいは稼げる。

彼女たちにとっても悪い話ではなかったということだ。

しかも店側は風俗産業の経験のない子を選び、

接客態度を厳しく指導していたというから、

ウブな美女が一生懸命サービスしてくれるというので、

口コミであっというまに広まったらしい。

客の中には有名芸能人もかなり通っていたようで、

以前にも写真週刊誌で

恥ずかしい写真を暴露された過去のある、

人気アイドルグループのAとか、

Aに連れられて通うようになったBなどは、

店にとっても大事な常連さんだったようだ。

さらに吉本の中堅お笑いタレントや、

その後輩の若手お笑いコンビなど。

今回の摘発で、

股間が縮み上がっているんじゃないか。

 

 


2002年6月24日

通勤電車は走る電子レンジ

 

わずか10年足らずの間に携帯電話は急速に普及し、

世の中は便利になった。

しかし、便利になっていいことばかりじゃないのが、

世の習いというやつだ。

東北大学理学研究所の本堂毅助手(熱物理学)が、

日本物理学会で発表した研究論文が、

便利さに慣れきっている人間にショックを与えた。

研究論文の要旨を簡単に言えば、

「何百台もの携帯電話が電磁波を出していて、

しかも通勤電車という金属に囲まれた箱の中にいる人間は、

電子レンジの中で焼かれているのと同じ

ということだ。

1台の携帯電話から出る電磁波は微弱なものだが、

電車の中では複数の電磁波が重複したり、

金属の壁に反射して密度が濃くなる。

そうして発生した電力密度は、

国際非電離放射線防護委員会が安全とした基準値の

数倍に達する恐れがあるという。

同委員会の基準をもとに定められた総務省の

「電波防護指針」の数値も軽く超える。

携帯電話の電磁波が心臓のペースメーカーの作動を狂わせることは、

よく知られているが、

電子レンジと同じマイクロ波で、

物質を振動させて熱を発生させることはあまり知られていない。

基準値の数倍の高密度なマイクロ波を浴びつづけると、

熱に弱い脳がいたんで脳腫瘍になったり、

睾丸が弱って無精子症になったり、

早期流産を起こしたり、

白血病になったりする。

電子レンジでポップコーンを温めているところを

想像してくれればわかりやすい。

人間の脳や内臓が、

毎秒何万回という速度で、

ポップコーンのようにはじけていたら・・・・・

恐ろしいだろう。

都会では、ほとんど1人に1台というくらい携帯電話が普及している。

電車に乗っているサラリーマンやOLがみんな携帯電話を持っていると、

ひとつの車両に約300人乗るとして、

300台分の電磁波が行き交っているわけだ。

たとえ通話していなくても、

待ち受け状態になってる限り、

基地局との間で位置情報を交換するため、

常に電滋波を出している。

電源を切らない限り電磁波から逃れられないのだ。

地下鉄ではさらに危険な状態になる。

地上の電車なら、窓から電磁波の何割かは逃げていく。

しかし地下鉄では、

すべての電磁波は回りのコンクリートに跳ね返されて、

100%人間の体を揺さぶっている。

毎日電車で通勤している人は、

巨大な電子レンジの中で、

ローストチキンにされているようなものだ。

 

 

 


2002年6月19日

ママのシャンプーを使うと胸が膨らむ?

 

アメリカ食品医薬品局(FDA)のトームズ局長代行は、

アメリカの科学雑誌のインタビューに答えて、

「頻繁にシャンプーをする女の子は、

初潮が早く、オッパイも発達する」

と発言している。

FDAの調査結果によると、

シャンプーに含まれているエストロゲンという女性ホルモンが、

成熟促進剤として、

女の子を早熟にしているらしい。

欧米の少女の思春期が、

アジア・アフリカの少女より早いのは、

食事や生活環境の違いにあると以前から言われてきた。

しかし今回のFDAの調査によると、

アメリカ国内でも体の発達が極度に早いのは、

黒人の女の子で、

その原因がどうやら彼女たちが「拝借」する

母親のシャンプーにあるらしいとわかった。

調査によると、

8歳の黒人の少女の50%はすでに陰毛が生え、

同年齢の白人の少女が15%なのに比べると、

格段の早熟ぶりだという。

胸が膨らむのもずっと早い。

エストロゲン入りのシャンプーと少女の成熟促進の関係は、

今年初め、

シアトルのチャイルド・ヘルス研究所が発表した

調査報告でも指摘されていた。

今回のFDAの調査結果は、

これを裏付ける格好になった。

母親のシャンプーを借りて毎日頭を洗っていると、

知らず知らずのうちに成長が促進されて、

初潮やら陰毛やら胸の膨らみが早くなるのだ。

なんでも早ければいいってものじゃない。

薬品を使って無理に成長を促すと、

スポーツ選手の筋肉増強剤と同じで、

さまざまな副作用が現れる。

下手をすると寿命を縮めることにもなりかねない。

エストロゲン入りのシャンプーは、

ヨーロッパでは完全に生産を中止しているが、

アメリカではまだ5社が生産を続けているという。

タバコの喫煙を規制する動きは早かったけど、

こういう危険な物質を結構放置してるんだよね、

アメリカって国は。

農薬とか、遺伝子組み替え食品なんかもそう。

人間の健康や生命に影響する危険なものを、

平気で生産して、

他国に輸出して規制を受けると、

自由貿易の障害だと文句をつける。

要するに自国の産業が潤えば、

人類の将来なんかもどうでもいいんでしょう。

ところで日本のシャンプーは大丈夫なのか?

なんでもアメリカの真似する国だからなあ。

政府もアメリカの下請けみたいなものだし。

幼い娘の胸が膨らんできたら、

一度シャンプーを疑ってみよう。

 

 


2002年6月12日

机の上はトイレより汚い

 

殺菌シート製造会社とアリゾナ大学の共同研究によると、

会社の内部は細菌だらけだという研究結果が出た。

ニューヨーク、サンフランシスコなど、

4都市のオフィスで採取した7千のサンプルを分析したところ、

オフィス内では1平方インチ(約6.5平方センチ)あたり、

平均2万961個の細菌が見つかった。

最も細菌の多い場所は電話の受話器で、

続いて机の上、水道の蛇口、電子レンジのドアの順。

机の上の細菌の数は、食卓の100倍、

トイレの便座の400倍だった。

驚いたねえ。

机の上がトイレの便座より汚いとは!

飲み物をこぼしたり、お菓子のカスをこぼしたりするせいらしい。

細菌はほおって置くと、

1日に20%から30%も増えるらしい。

昼食時間の後に細菌数のピークが来るというから、

机の上で食べ物を散らかしている人間がいかに多いかがわかる。

自分の机の上だからといって安心しちゃいけない。

他人が汚しているかもしれないのだ。

机の上にこぼした食べ物を平気で口に入れたりするが、

考えてみると恐ろしいことをやってるね。

便座の上に食べ物が落ちたとしても、

拾って食べる奴はいないよね。

とんでもないというだろう。

だけど机の上は便座の上より汚いんだよ。

机の上を触った指を舐めるというのは、

便座の上に置いた尻を舐めるより不潔なんだ。

みんな恐ろしさがわかったかな。

それでも懲りない人間はいっぱいいるようで、

もっとも汚い机の持ち主と言われた、

ウオール・ストリートのビジネスマンは、

「ごちゃごちゃした汚い机のほうが仕事しやすい」

と全く意に介さないようだ。

こういう人は、

「おれのケツを舐めろ」と

侮辱の言葉を言われても平然としてるのかな。

 

 


2002年6月4日

ヒノキの香りでスヤスヤ

 

現代人は不眠に悩まされている人が多い。

寝つきの悪い人が増え、

眠っても眠りが浅いので熟睡感を得られない。

睡眠時間そのものも短くなっている。

花王の調査によると、

日本人の平均睡眠時間は、

1980年には約7時間50分だったが、

2000年には30分減っているという。

睡眠時間の減少には、

生活習慣の変化が大きく影響しているが、

寝つきが悪くなっていることと比例しているようだ。

そこで花王は不眠を解消する方法を考えた。

その成果が杉やヒノキの香りを利用することだ。

杉やヒノキに含まれる「セドロール」という香りの成分が、

気持ちを落ち着かせ、熟睡させる効果があることがわかった。

「セドロール」は緊張状態を和らげる

副交感神経に作用し、

安らかに眠りに入ることができる。

不眠に悩む20代の女性11人を選び、

この成分を満たした部屋で眠ってもらったところ、

満たさない部屋に比べて、

眠りにつく時間が平均約10分縮み、

睡眠時間も30分ほど長くなった。

ヒバやヒノキの香りとしてすでに知られている

「ヒノキチオール」とは違って微香性なので、

香りが気になって眠れないということはない。

花王は「セドロール」を使った化粧水や入浴剤を、

9月に発売する予定だという。

昔から香りには心を落ち着かせる作用があることが知られている。

お香なども心が安らぐよね。

ただし、安っぽい香りは逆効果。

化学合成した香料は鼻について不愉快になる。

他人の車やトイレなどで、

信じられないほどいやな匂いをかがされることがある。

下品な香りの中で平気でいられる人間は、

その人の品性まで疑ってしまう。

今の日本にはいたるところ下品な香りが溢れている。

いい香りをわかる人間になりたいね。

上品な香りは人間の品性も向上させるような気がする。

あくまでも気がするだけだけど。

 

 


2002年5月26日

ニューヨークの珍商売

 

携帯電話の番号を教えたのはいいが、

しつこくかけてこられて困ったという経験はないだろうか。

特に女性の場合、

番号を教えたくないのに断ることが出来ず、

好きでもない男にやむを得ず教えてしまい、

ストーカーのように何度も電話をかけてこられて、

電話に出るのが怖くなった。

という人も少なからずいるだろう。

そこで、こんな珍商売が登場した。

「バーやクラブで知り合った男から携帯電話の番号を聞かれたら、

安心して電話番号を教えてあげなさい

えっ? 教えちゃっていいの?

い〜〜んです。

教えるのは本人の電話番号じゃなくて、

迷惑電話撃退エージェントの電話番号なのだ。

教えた電話番号に、ウキウキして男が電話をかけると、

妙に明るい男の声で、

「お電話ありがとうございます。

せっかくお電話いただきましたが、

この機会にあなたとお付き合いすることを、

正式にお断りしたい。

という伝言を承っております」

なんて言われてしまうのだ。

普通はここでガックリきて電話を切ってしまうが、

それでも諦められないしつこい男には、

「落ち込んだ気持ちを慰めて欲しい方は1番を、

静かな詩の朗読を聞いて落ち着きたい方は2番を、

彼女は本当はおれを必要としている、

と自信過剰な方は3番を・・・・」

という風に番号を選択させてテープを聞かせる。

この商売を思いついたのは、

ニューヨークに住む姉妹。

しつこい男に困っている友達が大勢いるのを見て、

なんとか撃退できないかと考えた末、

編み出した方法だった。

日本でも流行りそうな商売じゃないか。

電話に出る声もいろいろ工夫したら面白いだろう。

たとえば強面のオニイサンの声で、

「おんどれ、わいのツレに何の用なんじゃ」

と脅すとか、

ベテランのおかまの声で、

「あ〜ら、お兄さんの声って素敵ねえ。

今度いちどハメさせてくれない?」

なんて言ってみたらどうだろう。

あるいは、

誰でもいいから男を紹介してと、

切実に男を求めている女性に回送するとか。

風俗営業の店から広告費を取って、

さまざまな嗜好に応じた風俗を紹介するとか。

やりようによっちゃいい商売になるんじゃないかな。

誰かやってみない?

 

 


2002年5月19日

狂言誘拐事件の恥ずかしい理由

 

3月30日の朝、出勤直後から行方不明になり、

翌日全裸で保護された歯科助手の女性の事件は、

1ヶ月以上たって狂言とわかった。

警察は歯科助手の女性と

彼女のセックスフレンドの男性を、

軽犯罪法違反容疑で逮捕した。

なんでこんな誘拐事件をでっち上げたのか。

そこには大きな落とし穴があった。

最初のちょっとしたウソが、

どんどん大きくなって、

ウソにウソを重ねなくてはならなくなった典型である。

女性42歳、男性41歳。

分別ある年齢だ。

しかし今度の事件を引き起こした彼らは、

まるで子供じみた幼稚な頭しか持ってなかったようだ。

二人はインターネットのSM系出会いサイトで知り合った。

M子はバツ2だがスレンダーな美人で、

実際の年齢より5歳以上は若く見えるという。

内縁の夫がいたが、

それだけでは満足できず、

インターネットの出会いサイトに入り浸っていた。

そこで無職のS男と出会ったのが運命の分かれ道になった。

二人の趣味はぴったり一致し、

SM羞恥プレイにはまっていった。

3月初めにもM子の勤務する歯科医院のあるビルに忍び込み、

ビルの階段で恥ずかしい写真を撮った。

それだけだったら二人の秘密の楽しみということで、

別に問題になるようなことはなかったのだ。

それを、翌日M子は同僚に、

「私ストーカーされて、ひどいことされたの」

などとぺらぺらしゃべったものだから、

まじめな同僚は本気で心配し、

警察に被害届を出さざるを得なくなった。

そして3月30日、

M子は無断で歯科医院を抜け出し、

S男と落ち合って昼間からホテルにチン入。

そのままホテルに1泊すると、

翌日は朝から公園で、

コートの下は全裸という羞恥プレイを楽しんでいた。

ところが1ヶ月前のストーカー騒ぎがあったものだから、

勤務先や内縁の夫が誘拐じゃないかと大騒ぎ。

プレイの最中を警察に保護される羽目になった。

当然警察に連れて行かれて事情聴取を受ける。

まさか全裸で散歩していましたと言うわけにもいかず、

複数の男に襲われ誘拐されたと供述。

あいまいな供述を指摘されると、

入院をして被害者を装っていた。

警察は当初彼女の証言を信じて、

24時間体制で彼女の身辺を警備していたというから、

いい面の皮だ。

しかし最後はすべてがばれて御用になった。

正直に羞恥プレイですと言ってれば、

厳重注意だけで、逮捕されることはなかったのに。

そもそも、M子が不用意にストーカーなどと言わなければ、

単に勤務態度のだらしない女で済んだのに。

ほんのちょっと考えれば簡単に想像がつくことを、

なんでバレルようなウソをついちゃうかね。

勝手に仕事をおっぽり出して男としけこむ時点で、

すでにアウトだけどね。

回りに迷惑をかけずにひっそりとやっていれば、

二人だけのお楽しみで済んだものを、

これだけ新聞に出ちゃあ恥の上塗り。

彼女にとっては、これが

人生最大の羞恥プレイだったかも。

 

 

 


2002年5月12日

ブラジルがセックス禁止令

 

ブラジル代表のフェリペ監督が、

ワールドカップ開催中の1ヶ月間、選手の性交渉を禁止した。

厳しい管理で有名なフェリペ監督は、

1ヶ月くらいセックスしなくったって、

死ぬ奴はいない!

欲望を抑えられない奴はただの動物だ。

と、キャンプからW杯本番まで、

妻や恋人との接触を制限した。

これにはブラジル国内からも強い反発が出ている。

なんてったってリオのカーニバルに代表される情熱の国。

1ヶ月も我慢するなんてまともな男じゃない!

という声も多いが、

フェリペ監督も頑固親父の本領発揮。

大会中はサッカーに集中しろ。

セックスなんかしているとろくなプレーができないぞ。

と選手にハッパをかけている。

ボクサーの畑山も、

セックスすると力が抜けて戦えない。

と言っていたが、

本当のところ、どっちがいいのだろうか。

ブラジル以外の国は、

選手のセックスを制限しない方が主流のようである。

ブラジルと同じ情熱の国イタリアでは、

むしろ選手のセックスを奨励している。

家族やガールフレンドの同伴を積極的に認め、

ベッドをともにすれば、

リラックスして試合にもいい結果を及ぼす

と言っている。

フランスやデンマーク、アイルランドなども、

サッカー協会が家族の渡航費や滞在費を負担し、

選手と同伴することを認めている。

イングランドは家族と接触することを禁止した。

理由はブラジルとは違う。

ベッカム夫妻が元凶だった。

ベッカムはもちろん、妻のパトリシアも、

元スパイス・ガールズのメンバーということで絶大な人気。

二人のスーパースターが一緒では、

何が起きるかわからないと、

警備を厳重にしたため、

とばっちりを受けて、

選手全員が家族と隔離されることになった。

アーメン。

開催国の日本と韓国はどうか。

前回のフランス大会のときは、

日本の岡田監督は、家族との接触を禁止した。

しかしトルシエ監督はフランス人。

家族や恋人と愛し合えないなんて、そんなバカな!

と言ったかどうかは知らないが、

規律の厳しい監督もこの問題だけは別。

積極的に家族や恋人との接触を勧めている。

韓国のヒディング監督はというと、

性欲を抑制するのは競技力の助けにならない。

と、いたって寛容な態度。

それもそのはず。

韓国代表を引き連れて遠征に行くときは、

必ず愛人を同伴する監督なのだ。

選手をどうこう言う前に、

自分が性欲を抑えられない

ことをよく知っているのだろう。

 

 


2002年5月6日

ある中小企業経営者の悲劇

 

政府の経済無策が続く中、

大企業、中小企業を問わず、倒産は後を絶たない。

ここにも、

世の荒波と戦いながら、

家族と従業員のため、

血と汗と才覚を振り絞って事業を立て直し、

志半ばにして破局に追い込まれた男の悲劇がある。

その男は、

日本が敗戦の痛手からやっと立ち直り、

人々の生活も年毎に向上し始めた昭和36年、

都内の一角でひっそりと一軒のラーメン屋を開いた。

当時男は弱冠25歳。

まだまだ暮らしは貧しかったが、

日本の将来に明るい希望を見出し、

青雲の志に燃えていた。

男は働き者だった。

労を惜しまず、時間を忘れて店のために働いた。

熱心な仕事振りに常連客も増え、

店は次第に繁盛していった。

男は単に仕事熱心なだけではなかった。

経営の才覚もあった。

最初の店が成功すると、

都内や埼玉県に次々と新しい店を出した。

また当時日本の流通業界に革命を起こした、

スーパー・ダイエーの成功を目の当たりにして、

これからはスーパーの時代だ!と看破し、

いくつものスーパーを立ち上げた。

当初は家族経営で小さな会社だったが、

事業拡大とともに社名も変更し、

堂々たる組織を供えた立派な会社になった。

さらに事業は拡大し、

食品の販売、流通に限らず、

機械の製造、販売などに進出していった。

このまま順調に会社が大きくなると確信した頃、

バブル崩壊が始まる。

この戦後未曾有の経済破綻は、

すべての経営者の経験を超えるものだった。

男の才覚をもってしても

バブル崩壊の流れには逆らえず、

店舗は次々と閉鎖に追い込まれ、

事業は縮小に次ぐ縮小を余儀なくされた。

弱り目に祟り目というか、泣きっ面に蜂というか、

悪いときには悪いことが重なるもので、

社内で内紛が勃発し、

破綻の危機に瀕していた会社は持ちこたえられず、

平成11年、ついに事実上の倒産に至る。

だが男は諦めなかった。

中野区の安アパートの一室を借り、事業の再起を図る。

本業が軌道に乗るまでの資金繰りのため、

副業として裏ビデオの宅配を始めた。

これが当初の予想以上に儲かりだし、

本業よりも副業の方が忙しくなる。

ここで男の事業欲がむくむくと頭をもたげた。

顧客の要望に応えるのが経営者の使命と、

ロリコンから人妻からSMまで

豊富な品揃えで顧客を喜ばせた。

一軒家を借り受け、裏ビデオ工場に改造、

ダビング用ビデオデッキ33台をフル稼働し、

裏ビデオ5500本を生産したところで、

当局に逮捕された。

仕事熱心な男の性格が悲劇を招いたのだ。

いま拘置所の鉄格子の中で、

男は戦後の日本の歩みを振り返っているのだろうか。

 

 


2002年5月3日

哀れ、キャリア官僚の醜態

 

鈴木宗男が追い詰められても、

外務省の機密費疑惑は一向に解明される気配もない。

どんなに政治が混乱しようと、

役人の癒着と腐敗はなくなりそうにない。

悪を取り締まるはずの検察官にも腐敗のにおいがぷんぷん。

大阪高検の公安部長が逮捕された。

ヤクザを脅して競売物件で私腹を肥やしていたというから、

相当の悪ではあるが、

検察庁の裏金疑惑を暴露しようとして、

先手を打って逮捕されたという噂もあるので、

検察庁ぐるみの犯罪じゃないか。

しかも、

職権を乱用して競売物件で稼いでいたのは彼一人ではない、

というからこれもひでえ話しだ。

警察官が悪事を働くのはちっとも珍しくなくなったが、

今度は検事かよ!

とか思うと、

一方ではセコイ事件も相変わらず絶えなくて、

林野庁の課長が児童買春で逮捕された。

この課長も東大法学部卒のエリート官僚だ。

直接の容疑は、

有料出会いサイトで知り合った女子高生と、

3万5千円でラブホテルでセックスしたというもの。

本人は

「深夜残業が続き、ストレスを発散したかった」

と、出来心を強調しているが、

10年前からツーショットダイヤルの会員になり、

もっぱら10代の少女を専門に漁っていたというから、

少女趣味の常習犯だったようだ。

エリート官僚もストレスたまって大変だなあ。

と同情したところで、

こんなのはどうだ。

主人公は群馬県桐生市の助役。

助役ったって、ただの田舎のおっさんじゃないよ。

国土交通省から出向してきた、

北大大学院卒のれっきとしたキャリア官僚だ。

普段は単身赴任で桐生市にいるのだが、

連休で横浜の自宅に帰り、

東武線の特急で出勤の途中だった。

新幹線のような座席の最前列に座り、

乗車券のチェックに車掌が来るのを待ち構えていた。

車掌が女性だったことが彼の運命を狂わせた。

女性車掌が自分のところまで来たとき、

彼はズボンとパンツをひざまで下ろし、

リクライニングのシートを倒して、

代わりに己のチンコを立てたのだ。

彼はいったい何を自己主張したかったのか?

市議会で、公共事業が進まないのは、

キャリアのくせに助役に力がないせいだと、

批判されて悩んでいたらしい。

それで男を上げようと一念発起したのか?

よりによって上げてはいけないものを上げてしまったのだ。

しかし彼の勇気ある行動は

女性車掌に理解されることもなく、

公然ワイセツ容疑であえなく逮捕された。

これで彼のキャリアもチン没だ。

 

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