その他
Impia sub dulci melle venena latent.
| 入居条件 |
| あるアパートの表に、「貸し室あり。ただし、子供のいる方 お断り」という張り紙がしてあった。 小さい男の子を連れた婦人がアパートの管理人室にやってき て、部屋を借りたいと言った。 管理人は、 「表の張り紙を見なかったんですか。子供連れはお断りと書 いてあるでしょう」 と言った。 すると婦人の連れている男の子がこう言った。 「僕には子供はいません。母親がいるだけです」 |
| 日本軍なんてたいしたことない |
| 第2次大戦中、シンガポールを統治していたイギリス人は、 日本軍がシンガポールを攻撃したとき、 「イギリス兵1人は日本兵10人に相当する」 と豪語して、日本軍の実力をバカにしていた。 ところが案に相違して、あっけなくシンガポールは日本軍の 手に陥落してしまった。 悔しさを隠せないイギリス人はこう言った。 「日本兵は11人でやってきた」 |
| アタリマエのこと |
| 落語家の立川談志は常日頃から好きなものは火事と言ってい た。古典落語を小気味のいいテンポと切れ味鋭い皮肉で笑わ せる師匠のこと、江戸っ子の趣味をはずさない。 あるとき、談志の弟子が訊いた。 「師匠、やっぱり火事が一番好きですか」 「アタリメエダ、ベラボーめ。火事ほどおもしろいもんはあ りゃしねえ。三度の飯より好きだあな」 「じゃあ、近所で火事があったら?」 「茶碗を放り出して見に行くに決まってんだろう」 「じゃあ、師匠のうちが火事だったら?」 「アタリメエなこと訊くな、バカヤロー。他人の家だからお もしろいんじゃねえか」 |
| 正気の沙汰 |
| 大学教授Aと大学教授Bが、ある理論を巡って大喧嘩をした 。その後も二人はメールで互いに非難と罵倒を繰り返した。 憤懣やるかたない大学教授Aは今までのメールをプリントし て友人Cのところへ持って行った。 「このメールを読んでくれ。Bの言うことがいかにデタラメ かわかるよ。こんなこと書くなんて正気の沙汰じゃない」 友人Cはメールの束を受け取って目を通した。 「確かにひどい! 言ってることが滅茶苦茶だ。正気の沙汰 じゃないよ!」 すると、大学教授Aは真っ赤になって抗議した。 「バカなこと言うな。それは僕のメールだ!」 |
| サービス |
| 父親が胃がんの手術を受けることになった。家族は手術室の 前で心配げに待っていたが、予定時間を過ぎても終わらない 。ヤキモキしていると、やっと手術室のドアが開いて、担当 の外科医が出てきた。 「先生、いかがですか?」 心配そうな顔で尋ねた家族に対し、外科医は安心させるよう に笑顔を見せながら答えた。 「大丈夫ですよ。手術は成功です」 「でも予定よりかなり時間がかかったようですが」 「今回はサービスで多めに切っておきました」 |
| いつもよりいい |
| お金持ちのお嬢様が、金と暇を持て余している連中が集まる 高級テニスクラブで、プロに教えてもらっていた。 熱心にスイングの練習をした後、彼女は言った。 「ねえ先生、きょうの私っていつもよりいいんじゃないかし ら?」 プロはにっこりして答えた。 「ああ、ウェアを新調したんですね。とても似合いますよ」 |
| 天気 |
| 釣りマニアが友人からすごい穴場を教えてもらった。すぐに 出かける仕度をしたが天気が心配なので、現地の村役場に電 話をして聞いてみた。 村役場の男は面倒くさそうに答えた。 「え? 天気だって? 後にしてくれんかね。気温も湿度も 裏庭の観測所まで行かねえとわからねえだ。今は土砂降りだ から、とても行けねえだよ」 |
| 盗まれた絵 |
| グルーチョとチコの兄弟が盗まれた絵をどうやって取り戻す か議論していた。 「もしこの家の人間が誰も盗んでいないとしたら?」 「じゃあ、隣の家に行く」 「それはいい考えだ。だけど隣に家がなかったら?」 「そのときはもちろん、もう一軒建てなくちゃ」 |
| みっともない |
| 宇宙人がガソリン・スタンドの前を通りかかった。彼はスタ ンドのポンプに向かって言った。 「みっともない真似はやめろ。耳に指を突っ込むなんて」 |
| 交通事故 |
| 若いお母さんが幼い男の子を連れて街へ出かける途中、交通 事故の現場に遭遇した。 男の子はつぶれた自動車をあきもせずながめている。 母親は子供の手を引いて、 「そんなものを見ていないで、早くあっちへ行こうよ」 男の子は現場を離れるのをいやがった。 すると母親は、 「あっちの事故の方がもっと大きいよ」 |
| 共通点 |
| 問い:清水次郎長と種痘法を発明したジェンナーとの共通点 は何か? 答え:どちらも銅像が座っている。 |
| スタート時間 |
| ボブ・ホープは自分の名前を冠したトーナメントを主催する ほどの大のゴルフ好き。 あるとき、盲目のゴルファーで有名なチャーリー・ボズウェ ルに挑戦を試みた。 「ぜひ一緒に回りたいね。君さえ良ければ少し賭けないか」 「いいとも」 「で、スタート時間は何時にする?」 ボズウェルは答えた。 「午前2時」 |
| ぼくの分だけ |
| 二人の野球狂がゲームに夢中になっていた。ホットドッグを 食べたくなったが、途中で売店に買いに行くといい場面を見 逃す恐れがある。 そこで近くにいた腕白坊主に頼んだ。 「坊やの分も買っていいから3個買ってきてくれ」 腕白坊主に60セントを渡した。 しばらくして坊主が戻ってきて、つりせんを40セント返し て言った。 「みんな売り切れで、ぼくの分の1個しか買えなかったよ」 |
| 食前の祈り |
| あるとき、たまたま鉄砲を持っていなかったハンターが、ラ イオンとバッタリ出あってしまった。 野生の動物に出会ったときは、絶対に目をそらしてはいけな いという鉄則を守り、ハンターはライオンの目を見つめつづ けた。 しばらくするとライオンが前脚をそろえ、ていねいにお辞儀 をしたので、ハンターもわけがわからないまま同じようにお 辞儀を返した。 するとライオンが言った。 「あなたは何をしているかわかりませんが、私は食前の感謝 のお祈りをしているのです」 |
| パーキングメーター |
| 二匹の犬が街を歩いていて、パーキングメーターが並んでい るのを見て、一匹が言いました。 「おい、見ろよ。有料トイレができてるぜ」 |
| 先発投手はウマ |
| 万年最下位の弱小球団にウマが入団を申し込んできた。 監督はびっくりしたが、ダメでもともとだからと入団を認め た。 次の試合でウマは先発投手になり、快速球を投げて敵のバッ ターをバッタバッタと三振にとって、3回をノーヒットに抑 えた。 3階の裏、ウマは打席に立ち、バットを思い切り振ると、打 球はぐんぐんと伸びて、あとちょっとでホームランというと ころで外野フェンスに当たり跳ね返った。 慌てた外野手がボールを取りそこねて、ボールは2塁方向へ 転々と転がる。2塁手がやっと追いついて、ボールを1塁に 投げたら、ウマはまだ1塁の手前にいてアウトになった。 監督は真っ赤になって怒り、 「お前みたいに足の遅い奴は見たことない!」 と怒鳴った。 「もし、足が速かったら」 とウマが答えた。 「とっくにダービーに出ているさ」 |
| アリとゾウ |
| 映画館でアリが映画を見ていました。 映画が始まってからゾウが入ってきて、アリの前の席にすわ りました。 しばらくしてアリは席を立って、ゾウの前の席に移り、うし ろを向いて言いました。 「ね、前に誰かがすわると、よく見えないでしょ」 |
| ピアノ |
| 「先生、このギブスがとれたら、ピアノを弾けるようになり ますか」 「もちろんですよ、ジョーンズさん」 「そりゃあよかった。前はピアノが弾けなかったものですか ら」 |
| ダイエット |
| 大柄な女性が食事を終えて、デザートを注文した。 「バナナスプリットをちょうだい。アイスクリームは3盛り 。チョコレートソースとクルミと生クリームもかけてね。で もサクランボはいらないわ。ダイエット中だから」 |
| 恵まれた人間 |
| 子供の頃とても仲の良い二人の少年がいた。 年月が経ち、一人は事業に成功して豊かな生活を送り、もう 一人は落ちぶれて貧困にあえいでいた。 貧しい男はたびたび金をせびりにやって来た。裕福な男は、 その都度金を与えていたが、いつまでもつきまとう男に嫌気 が差して、今後二度と出入りを許さぬと宣言した。 貧乏な男は抗議して言った。 「おまえはこんなに恵まれた人間なのに、昔からの友人を見 捨てるのか」 「ああ、確かに私は恵まれた人間だ。しかし、おまえがいな ければ、もっと恵まれていた」 |
| うそつき |
| 「彼がうそをつく時はすぐにわかるんだ」 「どうやって見分けるんだい」 「簡単なことだよ。彼の唇をじっと見ていればいい。唇が動 いたら、うそをつく時だ」 |
| しわ |
| 孫 「おばあちゃん、鳥にはどうしてこんなにきれいな羽が 生えているの」 祖母「それはね、もしも羽がなかったら、しわだらけでみっ ともないからだよ」 孫 「それなら、どうしておばあちゃんには、羽が生えてな いの」 |
| 水をかぶるのが好き |
| 青年が貧民街の横丁を歩いていると、少女が2階から水を捨 てたので、青年は濡れてしまった。 少女は大変なことをしてしまったと思い、何度も青年に謝っ た。少女があまりにも困って悲しそうな顔をしていたので、 青年は少女の立場を救ってやろうと、わざとなんでもない顔 をして、 「心配しないでいいよ。ぼくは水をかぶるのが好きなんだか ら」 と言った。 すると少女はパッと表情を明るくし、部屋の奥に姿を消した 。どうしたのかと青年がその場に立っていると、再び少女が 2階の窓際に姿をあらわした。 次の瞬間、青年はバケツ一杯の水をかぶった。 |
| 自慢 |
| 「おれは今日まで500人の女をキズモノにした」 「するとお前さんは婦人科専門の外科医で、まだ駆け出しっ てわけだね」 |
| 心配性の男 |
| 行商人が大きな荷物を背負って街道を歩いているのを見て、 気の毒に思った馬車引きの男が声を掛けた。 「さあ、馬車に乗りなせえ」 ぺこぺことお辞儀しながら、行商人は馬車に乗ったが、一向 に荷物を降ろそうとしない。 「荷物を降ろしたらどうだね」 「いえいえ、私を乗せただけでも馬は大変でしょう。ですか ら荷物くらい自分で背負っています」 |
| 合わせる顔 |
| 従者が主人に従って外出した。道の途中で盗賊に襲われ、主 人は殺されたが従者は逃げて事なきを得た。地元に帰った従 者は、主人を見殺しにして逃げたことを咎められた。 「おまえ、自分だけ助かって、よくも平気でおれるな」 「ああ、人に仕えるのは自分が得をするためだ。死んだって 得にはならないから逃げたのだ」 「おまえ、それで、死んだご主人様に合わせる顔があるのか 」 「おまえは、死んだ者が生きてる者と、顔を合わせられると でも思っているのか」 |
| 無人 |
| ある男が都を目指して旅をしていた。日が暮れかかったので 、路傍の民家に一夜の宿を求めた。その家には女の人がひとり いるだけで、門の向こうから、 「うちは無人ですから」 と断った。すると男は、 「あなたがいるじゃありませんか」 と言った。女はなおも 「うちには男がいませんので」 と断ると、男は 「私がいるじゃありませんか」 |
| 立派な姑 |
| 農夫の姑がラバに蹴られて死んでしまった。大勢の人たち が遠くからはるばる葬式にやってきた。 「君の姑さんはさぞ立派な人だったんだろうね。こんなにた くさんの人が葬式に来るなんて」 「葬式に来たんじゃないよ。うちのラバを借りに来たんだ」 |
| クリスマスプレゼント |
| マーサおばさんが甥のトム少年にたずねた。 「ところでトム、今年のクリスマスには、おまえの弟にどん なプレゼントをあげるつもりなの?」 「さあ、何にしようかなあ。去年ははしかをあげちゃったし ね」 |
| 笑う能力 |
| チェスターフィールド卿は、人間だけが笑う能力を持つ生物 であるという話を聞いたとき、即座にこう言った。 「その通りだが、人間だけが笑いものになる生物だと付け加 えるべきだね」 |