男と女、色と恋(2)

Amantes, amentes.

 

ろくなものじゃない
道を歩いていると売春婦が声をかけた。
「いくらだい?」
「200ドル」
「高いな。50ドルにしろよ」
「ふん、冗談じゃないわ。50ドルぽっちでろくな女がいると思
ってるの?」
翌日同じ道を女房を連れて歩っていたら、昨日の売春婦とバッタ
リ出会った。
「ほらごらん。50ドルじゃろくな女はいないだろう」

 

不思議なドア
イリヤが高層マンションの自宅に戻ってくると、妻が慌てた様子
で落ち着きがない。不審に思ったイリヤは家の中のあちこちのド
アを開けて回った。
クロゼットのドアを開けたところ、見知らぬ男が立っていた。
「お前は誰だ。なんでこんなところに立っているんだ?」
男は不思議そうな顔をして首をひねりながら、
「いえね、1階でエレベーターに乗ってボタンを押したら、いつ
のまにかここに出たんですよ」

 

弱者保護
ある日息子が父親に尋ねた。
「お父さん、どうして一人の女としか結婚できないの?」
「それは法律でそう決まっているからだよ」
「なんで法律で決めてるの?」
「それはね、おまえにはまだ理解できないかもしれないが、法律
というものはね、弱いものを保護するようにできているんだよ」

 

若者と老人の違い
ある人が酒を持って、森の奥深くに隠遁している賢者を訪ねて言
った。
「先生、若者と老人の違いは何でしょうか」
賢者がそれに答えて、
「若者は柔軟なる四肢と硬直せる一肢とを持つ。それに対して老
人は、硬直せる四肢と柔軟なる一肢とを持つ」

 

唯一の欠点
ゴールドバーグ女史はやり手のビジネスウーマンだが、結婚もし
ないし、男と浮いた噂もない。
同僚の男性社員が、不思議に思って言った。
「彼女はやり手なだけでなく、女としての魅力もあるのに、なん
で男と縁がないのかな」
もう一人が言った。
「彼女の唯一の欠点は、ミスを犯さないことなんだ」

 

腹違い
貴族の若者が二人田舎の別荘に遊びに行った。別荘に着くと出迎
えた別荘番の若者が、片方の貴族にそっくりだった。
もう一人の貴族が
「ひょっとして、お前の父親が産ませた隠し子じゃないか」
と言って、別荘番の若者に聞いた。
「昔、お前の母親はこの別荘の女中をしていただろう」
すると若者はこう答えた。
「いえ、違います。父親がこの別荘の下男をしていたんです」

 

平和好き
三人の兵士が前線の塹壕で顔を合わせた。そのうちの一人がほか
の二人に聞いた。
「おまえはどうして兵隊になったんだ」
「おれは女房もいないし、戦争が好きなんでね」
「お前の方はどうしてだい」
「おれは女房がいるし、平和が好きなんでね」

 

割増料金
ブロードウエイのプロデューサーが、ハリウッドでいま売り出し
中の若手女優に電話して、ブロードウエイ出演を依頼し、出演料
がいくらかを聞いた。
若手女優が週1万ドルと答えると、
「それでは、喜んでお待ちしてますよ」
と、プロデューサーが言った。
若手女優は最後に念を押すように、
「1万ドルは出演料だけよ。”喜んで”は別料金よ」

 

理想の生活
世界のどこでも理想の生活はと聞かれたら、アメリカのサラリー
をもらい、日本人の妻をめとり、中国料理を食べ、イギリスの家
に住む、と答える。
あるパーティーで、理想の生活の反対はどんなのかというのが話
題になった。
「それは、中国のサラリーをもらい、日本の家に住み、イギリス
の料理を食べることだろうね」
と一人が言った。
「じゃあ、どこの国の妻をもらうのが最悪かな」
これには全員一致で、
「アメリカ人の女」

 

週2回
亭主が一人留守番をしているときに、ヨボヨボの行商人がやって
来て、
「だんな、ゴムひもひとつ買ってくれませんか」
「そうだな。せっかくだからひとつもらうか」
「ありがとうございます。十フランいただきます」
亭主は金を渡しながら、
「おじいさんもその年で行商に歩くのは大変だね」
と慰めると、じいさんは、
「いいえ、商いの方はそんなに苦にならないんですがね、最近は
めっきりあっちの方が弱くなって、ばあさんを喜ばすのがつらく
てつらくて・・・」
「ほほう、月に1回もやるのかね」
「いいえ、とんでもない。週に2回でさあ」
「じいさん、あと十フランやるから、女房が居るときにその話を
しちゃだめだよ」

 

悲しい思い
アリスは自分が一番男にもてる女だと思っている。彼女は控えめ
ぶった調子で男友達に言った。
「私が結婚したら、多くの男性が悲しい思いをするでしょうね」
男友達はうんざりした顔つきで言った。
「そんなに多くの男と結婚するつもりなのかい」

 

意味が違う
「お嬢さんと結婚させてください」
青年が娘の父親に言った。父親は青年をジロジロと見回して尋ね
た。
「若いの、君はわしの家内には会ったのかね」
青年はちょっと顔を赤らめて答えた。
「はい。ですがやっぱり、お嬢さんの方がいいです」

 

どこも同じ
ビバリー・ヒルズに住むある映画プロデューサーが、妻と夕食の
約束をしていたが、時間になっても妻が現れないので腹を立て、
自宅に電話してメイドを呼び出した。
「家内を出してくれ」
「申し訳ありませんが、奥様は電話に出られません」
「大事な用があるんだ。早く出してくれ」
「奥様はいま手が離せないんです」
「かまわん、どうしても話がしたいんだ」
「申し訳ございません。奥様はいま若い男とご一緒なんです」
「何だって!」
怒りに燃えた男は重大決意をする。
「いいか、よく聞くんだ。ホールの戸棚にピストルがある。それ
で二人を撃つんだ。言う通りにしないと私が家に帰ってから、お
前を撃つぞ。電話は切らずに待ってるからな。戻ってきて報告す
るんだ。早くやれ!」
まもなく二発の銃声が聞こえ、メイドが戻ってきた。
「やりました、旦那様」
「よし、じゃあそのピストルをプールに捨てるんだ」
「プールですって? 家にはプールなんかありませんよ」
「なに? じゃあ番号違いか」

 

おれは知っている
仕事で遅くなったリチャード氏はホテルに泊まることにしたが、
一人で寝るのももったいないと思い、ボーイにチップを握らせて
一夜の相手を紹介するよう頼んだ。
ボーイは女の電話番号を書いた紙をリチャード氏に渡し、
「すばらしい美人ですよ」
しかし、リチャード氏はムッとして、
「いいかげんなことを言うな」
「本当です。ウソじゃありませんよ」
「お世辞なんか言っても無駄だ。おれんちの電話番号だ」

 

大人の楽しみ
ある金持ちの大人が息子の嫁たちを呼び寄せ、
「きょうはわしの誕生日だ。みんな自分の体で字を作って、わし
を楽しませておくれ」
まず長男の嫁が娘を二人両脇に連れて現れ、
「お義父さま、女三人で”姦”の字を作りました」
次に次男の嫁が息子と並んで現れ、
「お義父さま、”好”の字を作りました」
最後に三男の嫁が一人で現れ、立ったまま片足をピンと真横に挙
げ、
「お義父さま、”可”の字を作りました」
大人は大喜びをして、
「なるほど。だが、”口”の字が少しゆがんでおる」

 

ごもっとも
ある男が神父に尋ねた。
「聖書には新婚ホヤホヤの男を兵役につかせてはいけないと書い
てありますが、これはどうしてですか」
「それは、新婚の男は家庭でも戦争しているからだよ」

 

不思議な話
80歳になる男が若い女を妻にしたが、驚いたことに妻が妊娠し
た。
不思議に思った男は医者を訪ねて言った。
「この年で妊娠させることができるとは思いませんでした」
医者は男に言った。
「ある男がアフリカの草原を歩いていた。すると突然一匹のライ
オンが襲ってきた。男は手にもった杖をライオンに向けて、ズド
ンと言った。するとライオンはパッタリと倒れてしまった」
「ずいぶん不思議な話ですね」
「なに、それほど不思議な話ではない。その男の後ろには本当の
猟師がおって、同時に鉄砲を撃ったまでだ」

 

なぜ知っている
帝政時代、ロシア皇帝の乗っている車が爆破され、皇帝と運転手
の体がバラバラになった。
「現場に残り、形をとどめておりましたのは、これだけでござい
ます」
侍従は男性のその部分を絹のハンカチに包み、うやうやしく王妃
の前に差し出した。王妃は眉をひそめてそのものを見ていたが、
やがてこう言った。
「これは運転手のものです」

 

現実主義者
年をとりすぎているが金持ちの恋人を持つ娘が、この恋人と結婚
すべきかどうか迷っていた。娘は母親に相談した。
「彼ったら、結婚相手としては年をとり過ぎてると思わない?」
現実主義者の母親は、
「結婚をあきらめるには金持ち過ぎると思わない?」

 

水泳は禁止
山の中の静かな湖。あまりの美しさに、娘は水着を持ってきてな
かったが、洋服を脱いで湖に入った。
しばらく泳ぎを楽しんでいると、管理人が現れて言った。
「お嬢さん、ここは水泳禁止なんだよ」
娘は管理人を睨んで言った。
「どうして服を脱ぐ前に教えてくれなかったの?」
「洋服を脱ぐのは違反じゃないんでね」

 

キスしてもいい?
学校の帰りの公園で、フレッドがそっと肩を抱きながらジェーン
に言った。
「キスは健康によくないと思うかい?」
「さあ、どうかしら。だって私、まだ一度も・・・・・」
「一度もキスしたことがないの?」
「いいえ、一度も病気になったことがないのよ」

 

年上の女
少年が、年上の女に誘われて公園に行った。彼女は少年にあそこ
を触らせた。感極まって、
「ああ、いいわ」
と彼女は思わず吐息をもらした。
「でも、あなたの指輪がちょっと痛いわ」
少年は不機嫌に言った。
「それはぼくの腕時計だよ」

 

懺悔
少女「神父さま、告白します。ボーイフレンドにキスを許しまし
   た。」
神父「それですべてかね」
少女「はい、神父さま。まだすべてではありません。ボーイフレ
   ンドは私の脚に手を置きました」
神父「ふむふむ。で、それから?」
少女「それから、彼は私のパンティーを引きおろしました」
神父「ふむふむ。それで?」
少女「それから、彼は、彼のものを取り出して、私の手に握らせ
   ました」
神父「ほうほう、それから?」
少女「それから、母が部屋に入ってきました」
神父「おお、なんとバカな!」

 

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